私の恋人なのに

すごくはまってます。聴けば聴くほど味わい深い。


昨日までは結構漠然と聴いていた感じだったのですが、歌詞と歌い手(パート割り)に注意して聴いたらようやく色々見えて来た感じ。
「16歳の恋なんて」は16歳の妹と26歳の姉が一緒に恋愛について語り合う歌ですが、「私の恋人なのに」は26歳の姉と16歳の妹、それぞれの恋愛事情をそれぞれ歌った歌なんですね。
姉の恋人は仕事が忙しいのか滅多に逢えない、週に一度も逢えない事もしばしばなのか。一方妹の彼氏は同級生なんだけど周りを気にしているのかみんなの前ではあんまり話してくれなくて、当然周りの人はふたりが付き合っている事に気付かないという。そんな事情というか悩みをお互いに歌っています。でも、聴いてるとお互いの悩みを姉妹でぶちまけ合っているというより、それぞれのモノローグみたいに聴こえます。デュエットなんだけど互いが干渉する訳でもなくそれぞれがソロ曲を歌っているような感覚ですかね。
そして、サビ前でふたりが共通の気持ちを一緒に歌うわけだ。

好き 好き 好きなの それだけはわかっててね


だめ だめ だめだよ 女の子よ やさしくして

それまでザッピングしていた風景がここでひとつになる感じかな。KAN先生の作り込みはホント凄いです。また機会があったら是非お願いします。
それにしても、舞美やなっちにこんな想いをさせるなんて歌詞の中の恋人は酷いヤロウだ。修正してやる!(笑)