ベストアルバムに思う

8月に℃-uteがベストアルバムを出すという。収録予定曲目を見ると従来のベストアルバムによくある目玉となるべき新曲は無く、インディーズ時代にリリースした4曲、すなわち「まっさらブルージーンズ」「即 抱きしめて」「大きな愛でもてなして」「わっきゃない(Z)」がNew Versionとして収録されるようです。


インディーズ時代には、℃-uteは8人でした。今の7人に加えて村上愛、めぐとかめーぐるとか呼ばれてたのが居ました。目が大きくて、笑顔が不器用で、何事にも負けず嫌いで、ダンスの軸が誰よりも安定していて、歌い方の自由な娘でした。僕と℃-uteの素敵な出会いのきっかけを与えてくれた娘でした。
おそらく、New Versionでは彼女の声は無くなるのでしょう。それが悲しいか悲しくないかと云われると僕は答えられない。悲しくもあり、嬉しくもあり。
New Versionの持つ意味とは?
℃-uteにとっては新たな挑戦であって欲しいと思います。7人の胸の内には、めぐの分までという思いは少なからず持っているはずですが、同時に、めぐには負けられないという思いもあるはず。何故なら、「仲良しだけど、ライバル」ってのが℃-uteイズムだから。その最大のライバルという位置付けに村上愛っていう存在が確かにあると思うんですよね。
そんなライバルを擁した8人の℃-uteに、メジャーデビュー以来切磋琢磨して来た7人の℃-uteが挑む構図。まあ、普通に超えられると思うんですけど、超えたからと云って村上愛の価値が下がる事は絶対に無いし、何より現在の7人が当時と比べてどれだけ成長したかって事を実感出来るのは単純に楽しみです。
そんな訳で、New Versionの4曲に関しては全てのパートを新録でお願いしたいです。間違ってもめぐパートだけ差し替えるという手抜きだけは勘弁して頂きたい。そこら辺宜しくお願い致します。


めぐ…僕はね、あの時逃げ出さなくて本当に良かったと思っているよ。