剛腕敗れる


大会8日目。今日は大会ナンバーワン右腕の仙台育英佐藤由規投手が登場するという事でしっかりと観させて頂きました。
智弁学園の強力打線相手に初回から140キロ後半のストレートと切れるスライダーを投げ込み見事に抑えて、こりゃ本当にスゲー、みたいな。
4回裏にはストレートが155キロを記録!何その剛腕。
しかし、5回裏に捕まった…四死球をきっかけに連打やら守備の乱れもあって5失点…集中打の智弁学園も褒めるべきですがこの回はコースが甘くなったようにも思えましたね。
結局この5点が響いて仙台育英は5-2で敗戦。もっと観たい投手でしたが残念ながらここで敗退となってしまいました。
何かね、去年優勝した早実斉藤佑樹投手と比べると、流れが読めなかったというか、斉藤だったら5回のピンチとか抑えてたと思うんですよ、悪くても2失点くらいで止めたんじゃないかと。斉藤はそういう流れを断ち切れるようなものを持っていたんだけど佐藤君にそれが無くてちょっと残念だったなぁ。


話は変わって、第1試合では今治西の熊代君が見事なピッチングでしたな。近江高校相手に2安打完封。去年より安定感の増したエースがこの先どれだけやれるか楽しみですわ。