中島早貴×「愛してる 愛してる」

さて、ほぼノープランで予告だけしてみた訳なんですが、あんまり大した内容じゃないんで悪しからず(笑)。


春のツアーでは℃-uteメンバー5人がそれぞれソロで1曲ずつ披露。その中でなっきぃこと中島早貴さんは「愛してる 愛してる」を歌いました。
怪しい音程ながらも可愛く唄い上げるなっきぃは、曲の魅力をとても良く引き出していた、いや、なっきぃの持っている魅力をこの曲が良く引き出していた感じでした。
事件が起こったのは渋谷CCレモンホールの昼公演。この時はいつもより、というかサビの最後の音が半音くらい違っててあれれれ?みたいな感じ。さすがのなっきぃも幾ら何でもこれはマズいと思ったのか、夜公演ではしっかり修正して来てなかなかやるなと思わされた訳です。次の中野サンプラザ公演でもその辺りはしっかりと当てて来て上出来だったと思ったのですが、実は僕、この時なんか違うな、物足りないなと思ったんです。
何て云うか、音程を探るあまりに本来のなっきぃの良さがスポイルされてるような。勿論音程が合うに越した事はないんだけど、それを気にしてしまっていてはなっきぃの大らかでちょっと困った感じの可愛さが十二分に発揮されないんじゃないかと。そう感じたんです。
で、その次の大阪公演。その辺り気にしながら聴いていた訳なんですが、なっきぃは僕の心を知ってか知らずか、あんまり音程を気にする様子も無く伸び伸びと歌っていたように感じました。この辺はフィーリングですが、中野の時に感じた違和感というか物足りなさが全然無くて、終わった後誰かに「なっきぃの出来が非常に良かった」と漏らしたような記憶も。兎に角素晴らしかったんですよ。
その後の静岡公演でも同じように素晴らしい「愛してる 愛してる」を聴かせて貰いました。なっきぃもまた、このツアーを通じて大きく成長したんだなと感じた瞬間でした。